障害の有無にかかわらず、人にとって生活の中で余暇をどう過ごすかは、とても大切な課題です。学習支援・就労支援などに比べると後回しにされがちな余暇への支援ですが、余暇の場は学校・職場・家庭と同等に価値のある生活領域です。
また近年は、発達障害のある子どもや若者たちのQOL(生活の質)や精神的健康への支援の観点から、余暇活動の支援に注目が集まっています。そして、発達障害のある子ども・若者たちが充実した余暇の時間をもつためには、ちょっとした環境調整の工夫・支援者の自然なサポートが大切となります。
本講演では、主に思春期(小学校高学年~中高生)の発達障害のある子ども・青年たちのための余暇活動について、その意義や実践のコツについてオンラインでの活動も含めてご紹介いただきました。