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結帯動作制限を考える
~肩関節周囲炎患者を通して~

GABAI所属
医療法人松田会 松田病院
理学療法士 矢作拓也

【はじめに】
 肩関節に疼痛を訴える患者さんは日常生活の中で多くの制限を受ける。特に、「後ろに手を
回すと痛い」、「髪を洗うのが大変」といった主訴を聴く。肩関節疾患において結帯動作時の
疼痛や制限を受ける事が多いと感じる。また、肩関節屈曲、伸展、内旋、外旋は比較的良好
な可動域を有しているにも関わらず、結帯動作時に疼痛または制限を受ける症例を経験する。
つまり、結帯動作に必要な関節運動は肩関節が伸展できる、内旋ができるといった関節運動
だけでは成り立たない。そこで今回、結帯動作に着目し制限因子についての考えを発表する。
【発表内容】
・結帯動作に必要な関節運動は?
・肩関節前上方組織と結帯動作
・肩関節後下方組織が結帯動作に与える影響は?
・2nd 内旋と結帯動作
・肩甲骨に対する上腕骨頭の求心位
・症例を通して
【終わりに】
 結果の出せる整形外科理学療法より「結果が出ることと、結果を出すことは同義語ではない。
結果が出る事を期待して理学療法を行う事は具体的な目標の達成、期間を判断出来ないこと
が多い。しかし、結果を出す事のできる理学療法は改善の程度や要する期間の予測、判断が
可能になる。」まだまだ前者であるが、日々の臨床の場面でセラピストとして患者さんと向き
合う事を積み重ねていきたい。

関連動画※動画を見るには
肩の疼痛 その1~構造と機能的問題~
肩の疼痛 その2~食と心の問題~