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「人」を見る・診る・視る・観る・看る
~ 肩関節疾患に対して ~

高木病院
理学療法士 森智明

【My clinical】
 臨床4 年目となり様々な疾患の症例を担当してきた。その中で整形疾患を多く担当し、 個別性を持った治療 を行えるようにと意識して臨床を行ってきた。その個別性とは担当患者さんの受傷部位だけ にとらわれず 「身体の形態・職業・人生」
を網羅させ現在起きている身体へのストレスが、本当はどこから始まりどこをアプローチす ることが原因療法となるのか、またその仮説検証作業を繰り返すことが個別性を持った治療 につながると考え臨床を行っている。
「人をみる」=個別性を持った治療アプローチ
      =身体の形態・職業・人生を網羅した治療

【こう考えるに至ったきっかけ】
 3 年間の臨床の中で院内・外での症例発表を多くさせていただき、その過程で外傷性疾患と 退行性疾患の違いについて考える機会があった。
「外傷性だから現在出現している機能障害は受傷機転から考える。」 そういった固定概念があったが、自分の症例発表を聞いてくださった方に覆された。
転倒し腱板断裂を受傷した症例について 「なぜ上腕骨頭が前方へ突出し腱板が損傷するような手の着き方をするのか。なぜ肩を後ろに 引けなかったのか?」
交通外傷・転倒だからといって受傷時の転倒の仕方によって外傷を最小限に防げたかもしれ ない。患者さんはそれができなかったからor した結果が損傷へと…. それを知るためにはどうしたらいいのか?
身体機能?反応?反射神経?身体能力? ここの臨床推論によってアプローチすべき箇所が大きく変化すると思われる。
今回のケースでは 「ウィングスパン>身長・上肢モーメントアーム増大・脊柱・職業・家庭」について いろいろ考えています。
是非ご意見・ご批判をよろしくお願いします!!!!!!!!!!

関連動画※動画を見るには
「肩関節障害に対する理学療法」 1巻 第1回 肩関節の基礎 その1 ~肩の構造と機能~ 【1/1】
「肩関節障害に対する理学療法」 2巻 第2回 肩関節の基礎 その2 ~肩甲骨と上腕骨の位置関係~ 【1/1】
「肩関節障害に対する理学療法」 3巻 第3回 肩関節の基礎 その3 ~損傷への対応~ 【1/1】