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小児理学療法の臨床・教育・研究に携わって

Fukushima Child Health 研究会
儀間裕貴

【これまで】
 自身は,大学病院,総合病院および療育施設での臨床を6 年間,専門学校での教育を5 年 間経験し,現在は研究機関での研究者生活1 年目をスタートさせたPT です.PT にとって重 要(義務?)な3 本柱である臨床・教育・研究について,その一つずつに「小児理学療法」をベー スとして取り組み,自身に何が一番合っているのかを模索している最中です.PT として「小児」 の分野を選んだことにはかなり個人的な背景がありますが,臨床→教育→研究と進んだ過程 は,自身の意志とはある意味無関係で,環境に導かれたように感じています.

【発表に至った経緯】
 「フラぷら」とは,第5 回大会(in 福島)に“ ぷらっと” 参加させていただいたのが出会い でした.2 日目のみの参加でしたが,口述発表,ポスター発表を拝見し,色々な意味で衝撃を 受けました.皆さん熱いなと.ただ,残念に思ったこともありました.「小児に関する演題が ないな」「教員・研究者の発表がないな」「学生は参加・発表していないようだな」.自身の経 験が感じさせる(気付かせる)ものだったかもしれませんが,「フラット」と「ぷらっと」の 精神の裾野を広げ,セラピーをより発展させるためには,必要な視点だと思います.期せず して,その年度末に安里和也さんと“ 濃密な1 週間(in 韓国)” を過ごす機会に恵まれました. 同郷・同窓であるにも関わらずほぼ初対面状態でしたが,逆にそれが互いに偏見などもたな いコミュニケーションを生んでくれたと思います.その際,フラぷらへの私感を伝えたところ, 「じゃあ次は何か演題出してよ」と,まぁある種当然の流れとなり,同席していた学生数名も 巻き添えになったわけです.

【発表の内容】
 自身のPT 経験は,「発達学」を学ぶ10 年だったように思います.発達障害のお子さまから “ 現象” を,教科書と学生への講義から“ 専門知識” を,論文レビューと研究活動から“ 科学” を学んできました.また,現在の日本における「小児理学療法」の立ち位置も少なからず理 解できました.発表では“ 発達学” および“ 小児理学療法学” がセラピー発展に寄与できる点 について,私見を述べたいと思います.この発表が過去10 年の自身を振り返るきっかけとな るだけではなく,参加者皆さんの“ 何かのきっかけ” になるよう,頑張りたいと思います.         

関連動画※動画を見るには
ME47 NICUにおける呼吸理学療法のガイドラインに基づく新生児・乳児の呼吸理学療法 1巻 NICUにおける呼吸理学療法のガイドラインに基づく ~新生児・乳児の呼吸理学療法~ 【1/1】